



イントロダクション
みっともねぇ姿、見せちゃってごめんなさい。
どん詰まりのラッパーDEGの、
実話に基づいた物語。
監督である自分安楽涼と、主演・音楽を務めたDEGは20年来の仲です。
DEGは辛い時も、悔しい時もいつも笑ってきた。そんな笑う彼を心の底ではずっと理解できずにいました。
しかし、ある瞬間を目の当たりにしました。これまで見た事ない程に自らと向き合い、そして最高に笑う姿を。
この映画は、DEGの人生のたった一部を切り取りました。
自分は友達であり、彼がずっと幸せに笑えればいいなって思っています。これはDEGの、そして俺達の追い風。


あらすじ
ミュージシャンの出倉は誰にでもどんなことがあっても笑う。誰も傷つけたくない、だから笑う。 そうやって自分自身を傷つけてきた年齢は28歳。身の回りの人はそれなりに幸せを掴みかけている。 人に合わせ愛想笑いをする出倉はアーティストとしては評価されずにいた。そんな時、友達の結婚式の知らせがくる。 そして、その式には、ずっと好きだったひかりが来るとの事だった。
キャスト


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少年 ー 柴田彪真
安楽涼 ー 安楽涼
JUVENILE ー 関口アナン
片山享ー 片山享
DEG ー DEG
映画監督。3人組の親友
ごめん
西葛西のラッパー。28歳。
身内に好かれ続ける愛され者
映像監督をしてる先輩
DEGの曲の音楽プロデューサー
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良太 ー サトウヒロキ

美優 ー 大須みづほ
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一条 ー 柳谷一成
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南 ー ユミコテラダンス
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タイラ ー 大友律
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タイラの彼女 ー 吉田芽吹
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社長 ー アベラヒデノブ
塾友達。金持ちと結婚
就活中の弟
塾友達。社会人
塾友達。ダンサー
地元の友達
地元の友達の彼女
見た目が社長な地元の友達

母 ー 髙木直子

鈴木ちゃん ー 山本奈衣瑠

マックス ー マックス

タッくん ー 宮寺貴也

昴くん ー 木村昴
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フジニィ ー 藤田義雄

RYUICHI ー RYUICHI
元カノ
バイト場の友達
先輩
ギタリスト
3人組の親友
美優の婚約者
お母さん
大森勇一 佐藤考哲 杉山葉 守山龍之介 安楽楓 藤原夢美 秦 知広 じゃがぁ 福大志 志峰 森久善 稲原翔
監督:安楽涼 音楽:DEG プロデューサー:山田雅也 脚本:片山享、安楽涼 撮影・照明:深谷祐次 録音:坂元就 鈴木一貴 新井希望
MA:坂元就 助監督:太田達成、小林望、登り山智志 ヘアメイク:福田純子 ウェディングドレス制作:磯崎亜矢子 スチール:片山享、
ハルプードルタイトルデザイン:広部志行 編集:安楽涼、片山享 装飾:JUN 衣装提供:YOSHIKI (MADZ) 企画:直井卓俊
特別協賛:黒川和則 車両:じゃがぁ 車両提供:土橋靖之 三重野良剛 宣伝協力:髭野純 製作・配給:すねかじりSTUDIO
主題歌 「Shot!!!」 作曲 JUVENILE ギター 藤田義雄 作詞 DEG
ロケ地協力
専門学校 東京ウェディングカレッジ UNDERBAR しゃぶ玄 リンキィディンクスタジオ 葛西店 JUVENILE 相川結 出倉家
アメリカンビスタ 71分 ステレオ DCP

コメント
杉田協士 (映画監督)
DEG が初めて文具店でノートを買った日を思う。こどものころ、自分のために手に取ったノート。それはま っしろだった。描かれないその時間も、この映画には映っている。DEG は言葉を書き殴る。そのページには いつも余白があって、書かれない言葉もまた残されていく。いつかの自分のために空けてある余白。それは 西葛西という街の至るところにある隙間でもあって、そこを通り抜ける風を集めて、DEG は歌う。
坪井篤史 (シネマスコーレ 副支配人)
若い映像作家に期待してはいけない。でも安楽監督には期待できる。というか早く新作作って!
って安楽さんを焦らせたい。そんな安楽さんの新作『追い風』。
観たら、安楽監督最新作が待ち遠しくなりますよ。
新潟シネ・ウインド 井上経久
SNSをはじめ酷い言葉が飛び交う世界で、また見えないウイルスにおびえる社会で、《いま誠実
であること》《いま必要なこと》をよく考えます。常に笑顔を絶やさないDEGさんと、彼の態度
に対し時に憤る安楽監督や仲間たちとの関係。そしてあの子どもとその台詞。一観客には分かり
えない当事者同士の思いや感情が詰まっているのでしょう。そんな感情から距離のある私がそれ
でもこの映画に惹かれるのは、安楽監督とDEGさんにとって《いま誠実であること》《いま必要
なこと》が描かれているからだと思います。不安な時代に誰もが戸惑う、そんな今こそ届けてい
きたい作品です。
板橋駿谷 (俳優)
HIPHOPって"魂の叫び"だと思ってて、この映画の中での DEG君はとってももがいてて、そのもがきは自分でも グルグルしちゃって、何が何だか分からなくて、 それでももがいてもがいてもがいて、 それでも人の幸せを願って、笑っている姿はHIPHOPだと思う。
惚れた女の数だけラップ作る相棒、客が二人の宇都宮のクラブ、 曲作りで言い争ったあの夜、むっちゃ怖い先輩に教わる人生の教訓… 懐かしく思い出す。
いつだってやっぱ、"気持ちがレイムじゃモノホンプレイヤーになれねぇ!!"
吉田浩太 (映画監督)
何かを懸命に取り組もうとすればするほど、壁にぶち当たり、 才能のなさに心折れそうになるけど、その苦しい地点から しか見えない世界があると信じている。
前作同様、この苦しい視点を描き続ける安楽監督作品は、 今作「追い風」でさらに洗練され、 一つのスタイルを生み出しているように思えた。
福大志(UNDERBAR店長)
DEGのライブをいつも現場で見て、私なりに感じてた事が この映画でもリアルに描写されていました。 子供が無邪気におもちゃで遊ぶ様に、いつも笑顔でライブを 楽しんでいるDEG。でも何処か物憂げな一面がある様な、、 そんな内に秘めた彼の"陰と陽"が垣間見える映画だと思いました。 スタジオでのシーンは特に胸を熱くさせてくれます! 一人でも多くの人にこの映画が届いてくれたら、見た人、そして この映画に関わった人達の「追い風」になってくれると信じてます!
NONKEY (ラッパー)
昨今は喜怒哀楽の"怒"って表に出しちゃいけない風潮が ある気がするけれど安楽監督の映画には"怒"がある。 その"怒"のパワーは観ている俺のケツを叩く。 もっと怒れよと。デカい声を出してみろよと。 俺も頑張ります。
菊地陽介(活弁シネマ倶楽部プロデューサー)
MOOSIC LAB 2019の枠を飛び越えて、2019年に観た映画の中でも屈指の、 そして新時代の"負け犬のONCE AGAIN"映画である本作は、 あの傑作『クリード チャンプを継ぐ男』に連なる映画なのだ。 居場所を見失って自分から離れてしまうDEGは、愛想笑いでやり過ご す。それは彼の天性の優しさであり、自分を守るための無意識の策略 でもある。あの愛想笑いをしたことがない人はいるのだろうか? 過去の、そして今の自分が重なって、ほとんど直視ができなくなってしまった。 「誰のために歌うのか?」という問いの末、言葉を紡げなくなってしまった DEGを救ったのもまた音楽だった。世界で最も美しい言葉が生まれる瞬間、 KREVAを経由してRHYMESTER『ONCE AGAIN』にダブる追い風が映画を駆け巡る。
折田侑駿(文筆家)
顔で笑って、腹で泣く──という日本人的な〈カラ〉を 破るときがついにきた。 なぜあなたは笑っているの? なんでお前は笑ってんの? 安楽涼とDEGのコンビネーションは、そう私たちに問いを撃つ。 泣きたければ泣けばいい。怒りたければ怒ればいい。 シャウトしたければシャウトすればいい。そんな人間にこそ、 「追い風」は吹くのだ。この「追い風」を背に受け、 小さなアジールに閉じこもることなく、いま真っ直ぐに突き進めよと、 『追い風』は熱い夏に私たちをアジる。
イリエナナコ (映画監督等)
「俺たちの話じゃん」と観終わって口に出して言ってしまった。 そりゃDEGさんの話で、安楽監督やその仲間たちの話で、 ある時の西葛西の話だけど、これは私たちの日々の話で、 顔が笑おうが泣こうが歳を重ねようがとにかくいつも 相変わらずぐちゃぐちゃな私たち皆の胸の内の話だ。 風に押されて前には進みたいけど、 結局さ、右往左往し続ける青い私たちのままでいたいですね。
高木勝也 (俳優)
DEGは何故か、定期的にあいつ何してんだろう。って気になる男です。表現者の仲間は沢山いるけれどそう思える人は少ない。出会ってから今まで変わらずずっと突っ走ってきたDEG、出倉俊輔をスクリーンという、僕からすると特別な場で見れる事は本当に嬉しいです。
「追い風」表現は違えど夢追い人が抱える心の葛藤の繊細な部分、笑顔の裏にある心が張り裂けそうで叫びたくなる様な、それでも耐えて耐えて桜の様に咲き乱れる瞬間を掴みに行く一人の男の様が描かれています。月並みで、言葉にしてしまうとチープになるけれど、見た後に「頑張ろう。」と思える映画です。この作品に出会えて嬉しいです。
浅沼直也(映画監督)
安楽とDEGの関係は、作家・中島敦の『山月記』李徴と袁傪の様だ。
愛想笑いの奥に隠れた剥き出しの虎の様な焦燥は、観てる人の心をじりじりと焦がす。
DEGの咆哮は僕の耳に今だに鳴り響いている。
金井純一(映画監督)
安楽くんは、DEGのことが本当に好きなんだなと思いました。 たくさんいる登場人物、その全ては安楽くんの身代わりと なって現れ、親友のDEGにひたすら愛をぶつけていく。 それに応えようとするDEGの姿。 二人は監督と俳優の関係をとっくに越えていながら、 それでも友愛一つで安楽くんが撮り切った映画だと思います。 初期のキム・ギドク監督の映画のような、強い想いを感じました。
菅原慎一(音楽家)
安楽監督の持っている真っ直ぐで透明な気持ち、 そしてそれを作品という形に押し上げようとする ものすごい執念と情熱、僕も見習わなきゃなと思います。 人生そのものが映画のように輝いているということを、 これからもカメラを回し続けるこの男から、 学べることがとても楽しみです。
劇場
東京
アップリンク吉祥寺
公開終了
神戸
元町映画館
10/3~10/9
名古屋
シネマスコーレ
新潟
新潟・市民映画館シネ・ウインド
10/10~10/23
10/17~10/23
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前売券
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1300円(送料無料)
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